Friday, November 25, 2011

『英語のあや』

トム・ガリー『英語のあや』読了


so called (p.5)
「この言葉はふつう、後続の名詞にたいする不信を表すために使う。」
このことを知っておくのは重要だけど、実際に、「いわゆる」を訳さないといけない場合、どうやって処理したものか、悩んでしまう。文自体を書き換えられるなら、別の表現を探すのだろうけど、そこまで自由が許されていない場合、どうするか…

on the other hand (p.7)
「通例、異なる二つのものを比較するのではなく、同じ物の中の異なる要素、特にその善し悪しを比較するときに使う。」
Glenn Paquette『科学論文の英語用法百科〈第1編〉』でも指摘されていた気がする。
和文で多用されるので、英訳に困る。対比の態様に応じて、 meanwhile だったり、場合によっては in contrast とかに書きわけることになるか…

a lot of (p.38)
「主に会話やくだけた文章でしか使わないので、科学論文には相応しくない表現」

and so on (p.47)
「『同類のものが絶対にある』という意味が含まれている」
「読者がその『同類のもの』が何であるか、具体的に推測できる文脈が必要」

名詞の羅列 (p.84)
A, B, and C は、文脈によって、open list にも closed list にもなりうる。
ここで、A, B, C というように、and (or) を抜いて表現すると、これは常に open list と解釈される。
また、A and B and C と、各項間に and を入れた場合も、常に open list となる。

というわけで、いろいろ勉強になった。

それにしても、半ば冗談なのかもしれないが、以前企画なさったという『30年間で英語の達人になろう!』という本が出るといいのに。

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